将棋備忘録

殴り書きの備忘録なので、読みづらい点はどうかご容赦を!

2020年3月のブログ記事

  • 【矢倉】▲6六銀型(棋聖戦第1局 渡辺明二冠vs豊島将之棋聖) 

    【矢倉】第1局 渡辺明二冠 対 豊島将之棋聖   どうやら現時点での最強は、渡辺二冠のようだ。とにかく強い。  と終局近くまで私は、渡辺二冠の勝利を疑わなかった。  矢倉の7七銀を6六に進め、角で飛車先を受けたのが工夫。  先手だけ飛車先を交換して成功したようだが・・・  飛車先交換の価値が低いの... 続きをみる

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  • 【雁木系対策】腰掛け銀(その1)~右四間飛車・その他

    棋界トップを賭した戦い 第90期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負 第4局 豊島将之棋聖 対 渡辺明二冠 初手からの指し手 ▲2六歩△3四歩▲7六歩△4四歩▲4八銀△3二銀▲6八玉△8四歩▲4六歩 △4三銀▲4七銀△3二金▲7八銀△8五歩▲5六銀△5四歩▲5八金右 △6二銀▲7九玉△5三銀▲3六歩△5二... 続きをみる

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  • 【角換わり】△4一飛型

    山崎流△4一飛 角換わりをされるのは後手としては悪くない。 主導権は先手にあるが、どの変化も決定打がなく、結論は千日手と言われているからだ。 そんな中、第二回電竜戦でGCT電竜が採用した山崎流という指し方が注目されている。 今まで後手が△4四歩と突くのは危険とされていたが、△4一飛と組み合わせで後... 続きをみる

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  • 【ゴキゲン中飛車】超速・先手中飛車・オッサン流から対振り雁木戦法まで

    後手中飛車 ゴキ中(超速3七銀)  最近の超速対策として注目されているのは、図の△4二銀型。 廃れた△3二金型 △4二銀の代わりに△3二金として▲7七銀に△5六歩▲同歩△同飛と歩交換する将棋がずっと指されていたが、▲6六銀△5一飛に▲3八飛(▲3五歩△同歩▲3八飛)が最新型。△4二銀に▲3五飛(下... 続きをみる

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  • 【ゴキゲン中飛車】5八金右超急戦

    【△5四銀】ゴキゲン中飛車で行こう 近藤正和著『ゴキゲン中飛車で行こう』から超急戦の対策を押さえておく。 「私は自分の直感を信じ△5四銀と打った。  格言にもある桂先の銀だし、実戦的に良さそうだからだ。」               近藤正和著『ゴキゲン中飛車で行こう』より 対して真田七段は、2時... 続きをみる

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  • 【三間飛車】トマホーク・かなけんシステム・下町流他

    三間飛車新時代 振り飛車に対するAIの評価が低い。 飛車を戻しなさいと候補手に挙げるくらい評価が低い。 居飛車穴熊に苦しめられた上にこの評価、まさに振り飛車受難の時代だ。 だが、プロでは振り飛車党の新四段も誕生している。 2017年当時で言えば、杉本和陽四段と山本博志四段。 この二人は共に三間飛車... 続きをみる

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