将棋備忘録

殴り書きの備忘録なので、読みづらい点はどうかご容赦を!

2022年9月のブログ記事

  • 【将棋は歩から】歩切れ

    「歩切れは毛切れより痛い」という米長格言があるように、勝敗を大きく左右するのが持ち歩の有無。 例えば上図。 歩切れでなければ何でもない香打ちだが、先手の急所を衝いた。 初手からの指し手 ▲7八飛 △3四歩 ▲4八玉 △8四歩 ▲3八玉 △6二銀 ▲7六歩 △4二玉 ▲7五歩 △3二玉 ▲7六飛 △... 続きをみる

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  • 【対振り飛車】急戦(その4)~三間飛車・中飛車

    ▲4五歩急戦 よみがえる昭和の振り飛車 下図は、加藤vs内藤(第16期王将戦、昭和41年10月1日)。 平成17年(2005年)頃の将棋世界誌に「加藤一二三名局選」が連載されていたが、その最終回(12月号)を飾ったのが、この対内藤戦だった。 当時は名人・十段・王将の三大タイトルの時代で、加藤一二三... 続きをみる

  • 【角交換振り飛車】(その3)地下鉄飛車対策

    地下鉄飛車 流行の対策 角交換振り飛車破りの決定版としてよく地下鉄飛車が採用される。 北島本に詳しい。 一歩入手が大きい この戦型は、歩を手持ちにする価値が大きい。 例えば下図で一歩入手すれば▲2四歩△同歩▲2三歩という攻めが利く。 後手が歩を入手しようと△3五歩とするのは▲4五歩と反発されてうま... 続きをみる