大地流袖飛車急戦 佐々木大地vs鈴木大介 佐々木大地五段(当時)は、鈴木大介九段の四間飛車に対して、下図のように飛車先不突を試みた。 この作戦は、四間飛車以外にも有効で、増田康宏八段と共著の「現代将棋ってこういうこと」に詳しい解説があるようだ。 対して△3二飛と受ければ、▲3七銀~▲4六銀と通常形... 続きをみる
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右銀急戦 船江六段が新発想の▲3一飛~▲3四歩で快勝 船江vs都成(王将戦)から取材。 下図の局面は、先手の船江が▲7七角と途中休憩したため一手損になっている。 手損の意図は不明だが、5五の銀は好位置なので先手が成功といわれていた形。 塚田泰明九段が昔、得意としていた。 当時は5七銀左が主流で、... 続きをみる
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【対振り飛車】急戦(その3)として右四間飛車戦法を採り上げるが、持久戦の変化を含むことをお断りしておく。 要望が多いのか、右四間飛車の本を良く見かける。 最初に右四間飛車戦法に注目したのは、打倒大山に執念を燃やした故山田道美九段。 数多の本がある中、名著『現代将棋の急所』の果たした功績は大きい。 ... 続きをみる