【読書ノート】SF小説
アイザック・アシモフ『銀河帝国興亡史』
アシモフといえば、「ロボット工学の三原則」の提唱者として『はだかの太陽』や『鋼鉄都市』などのロボット・シリーズで有名だが、他に『銀河帝国興亡史』と名付けられたファウンデーション・シリーズがある。私は、子ども時代に表紙に惹かれて「創元推理文庫」で読んで夢中になった。
数学者(正確には心理歴史学者)ハリ・セルダンが、滅びようとする銀河帝国を承継するため、銀河の両端に第一ファウンデーションと第二ファウンデーションを設立する。
そして第一ファウンデーションがセルダンの計画通り銀河帝国に代わって発展しようとするとき、ミュールという名の超人が現れ、セルダン計画は画餅に帰すように思われた。
ミュールに対抗できるのは、唯一、大昔に設立されたという伝説の第二ファウンデーションだが、果たしてそれは存在するのか?
そして第二ファウンデーションの意外な正体が明かされ、セルダン計画の全貌が結末で明らかになる。
しかし、この結末には子ども心にもすっきりとしないものを感じていた。
それが、社会人になって続編が出たことを知った。
そしてロボット・シリーズも続編が出て、何と、アインシュタインが「一般相対性理論」と「量子論」を統一して「万物の理論」を打ち立てようとしたように、(名作『永遠の終わり』も含む)両者が統一した未来史が描かれるという。
私は、中学生に戻ったようにワクワクした。
残念ながら「万物の理論」が、アインシュタインの死後、「超弦理論」となって完成されたように、このシリーズもアシモフの生前に完成することはなかった。
ところが、アシモフの志を継ぐ作家が現れ、続編が書かれたという。
しかしながら、期待が大きすぎて読むには抵抗が・・・
星新一
彼にはいくつかの卓説がある。
★女性よりも男性がスカートはくべきだ。
なぜなら何かの折、スカートの方が股間の勃起は目立たないし、何よりムレない。よく覚えていないが、そんな理由だったと思う。
☆医者が、病気になったときにお金をもらうのはおかしい。
健康でいるときにお金をもらうべきだ。
これは説明不要ですね。(^^)
手塚治虫とは親友だった。
手塚マンガ「W3~ワンダースリー~」の主人公の名前、「星真一」は、彼から名前を借りたもの。
☆ ヽ(~-~(°_°川ゝほら!あれが僕らの星だよ!
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