▲4五歩急戦 よみがえる昭和の振り飛車 下図は、加藤vs内藤(第16期王将戦、昭和41年10月1日)。 平成17年(2005年)頃の将棋世界誌に「加藤一二三名局選」が連載されていたが、その最終回(12月号)を飾ったのが、この対内藤戦だった。 当時は名人・十段・王将の三大タイトルの時代で、加藤一二三... 続きをみる
三間飛車のブログ記事
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【minor戦法】嬉野流「穴熊にこもっているだけじゃ見えない世界がある。」
アマチュア発祥の戦法が升田賞に 将棋は記憶ゲームじゃない。 ・・・将棋には無限の可能性がある。自分さえ納得していれば何を指してもいい。もし負けたとしてもすべて自分の責任。それが将棋のいいところ。 (嬉野宏明さん) 嬉野流(うれしのりゅう)は将棋の戦法の一つ。アマ強豪の嬉野宏明が開発し、元奨励会三段... 続きをみる
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【対振り飛車】急戦(その3)として右四間飛車戦法を採り上げるが、持久戦の変化を含むことをお断りしておく。 要望が多いのか、右四間飛車の本を良く見かける。 最初に右四間飛車戦法に注目したのは、打倒大山に執念を燃やした故山田道美九段。 数多の本がある中、名著『現代将棋の急所』の果たした功績は大きい。 ... 続きをみる
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三間飛車新時代 振り飛車に対するAIの評価が低い。 飛車を戻しなさいと候補手に挙げるくらい評価が低い。 居飛車穴熊に苦しめられた上にこの評価、まさに振り飛車受難の時代だ。 だが、プロでは振り飛車党の新四段も誕生している。 2017年当時で言えば、杉本和陽四段と山本博志四段。 この二人は共に三間飛車... 続きをみる