将棋備忘録

殴り書きの備忘録なので、読みづらい点はどうかご容赦を!

第32期竜王戦七番勝負第4局 広瀬vs豊島

広瀬竜王のカド番で迎えた第四局は、後手の6四銀・7三桂型対先手の6七金左・7八玉型となった。

図の局面から△9五歩と攻めたが、だまって△2二玉と入城するのも有力だった。
5筋の歩交換があるため▲4五歩△同歩▲同桂△4四銀▲2四歩△同歩▲同角△同角▲同飛△2三歩▲2九飛は△4五銀と桂を取ることができる。



図は▲7三歩に対して豊島が△9二飛と逃げた局面だが、△8二飛なら次に△7七歩成▲同桂△7六歩▲8五桂(▲同金は△7四香)に△同歩が銀取りになる。
土居矢倉は薄いようだが、急所が掴みにくく優秀。
明治の棋士は偉大だった。