戦後昭和史の欺瞞
・終戦でなく敗戦
・進駐軍でなく占領軍
まな板の上の鯉

- もう、きみには頼まない石坂泰三の世界 (文春文庫)
文藝春秋
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マッカーサーは、陸軍士官学校(ウェストポイント)を99.33点という二位を大きく離した成績で合格し、平均98.14点という驚異的な数字で卒業した秀才。
石坂泰三が創建した第一生命本社ビルを気に入りGHQの拠点とした。
マッカーサーの執務室となった石坂の社長室のデスクは引き出しの無いテーブルだった。マッカーサーは使い勝手の悪さを疑問に思い石坂に理由を問うと「社長たるべき者は、持ち込まれた会社の問題は即決すべきで、引き出しの中に寝かせるべきでない」と答えた。GHQの最高責任者即ち日本という組織の事実上のトップとなったマッカーサーは石坂の思想に強く共感し、そのまま使い続けた。
重光葵の後を継いだ吉田茂に対し、戦争の幕を引いた鈴木貫太郎元首相はこう言った。
「戦争は勝ちっぷりも大切だが、負けっぷりも良くないといけない。鯉はまな板の上に乗るとびくりともしない。あの調子で負けっぷりよくやってもらいたい。」
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